航空祭以外ではなかなか見ることのできない軍用航空機の
コックピット。最新のF-35等の写真もあるので必見だ!
戦闘機などに興味のない読者も、研究しつくされたヒューマン
インターフェイスは開発の参考になることがあるのではないだろうか?
戦闘機のコックピット・・・それは1人の人間が極限の状態の中で
自機の状態、敵機や両機の位置、攻撃目標など実に様々な
状況を瞬時に分析、判断、動作するために研究に研究を
重ね作り上げられた究極の空間ではないかと筆者は思っている。
技術が進むにつれ、監視しなければならない項目は増える一方で
開発技術者は、いかにパイロットへ瞬時に状況を的確に伝え、
次の行動へ移れるようにするるかの研究を怠らない。
「判断ミス」・・・それはパイロットにとって、死を意味する・・・
これは私たち一般企業の開発者にも大いに参考にするべきでは
ないだろうか?
開発期間に気を取られ、「見やすさ」、「レスポンス」、 「エラー発生時等の必要以上のメッセージ」や 「無駄な手首や指の動作」等の「ユーザへの配慮」を 忘れがちになってはいないだろうか? | |
この「ユーザへの配慮」は、ユーザの「作業スピード」や「作業の正確性」に
大いに関係する。
筆者は最近「見た目だけの華やかさ」に重点が置かれ、開発者が最も注力
しなければならない基本的な概念・・・すなわち「いかに効率よく正確に作業を
行ってもらえるか?」が後回しになっているような気がしてならない。
筆者も納期の関係から一時的にではあるがインターフェイスへの配慮を
後回しにしてしまったことがある。
その時は、「いまいち使いずらいけど、がんばってみる」と言ってくれたが
実際には状況を把握するのに無意識に作業への注意力がそれ、
「作業ミス」いわゆる「ヒューマンエラー」までも誘発させてしまった、
本当に申し訳ない経験がある。
決して「華やかさ」が悪いと言っているのではない。
筆者は「洗練されたインターフェイスは、おのずと美しくなる」と思っている。
ユーザは決して「ソフトやハードを操作するのが目的ではない」。
「ソフトやハードは目的のための単なる手段でなのである」と言うことを
開発者には決して忘れないでほしい。
今回紹介する「軍用コックピットの写真」、モニターの位置や表示される色、
計器類の位置、角度、スイッチの位置等、何か1つでも感じることが
出来れば、それは大きな前進につながるのではないだろうか?
大それた事を、偉そうに書いてしまい申し訳ないが、筆者も含め
開発者、技術者は「目的の為の手段」を提供しているという事を
忘れずに頑張っていこうではないか!
参考サイト:
あの戦闘機のコクピットが見られる『Special Cockpit Edition』
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