2008-04-21(Mon)

■Linux■ 成功です! 「Knoppix 3.5.1」をUSBフラッシュメモリで起動する方法

先日公開されたDVDより、起動できる新バージョン「Knoppix 5.3.1」

今まではCD版も公開されていたのだが、本バージョンは
DVD版のみのようだ。

しかし、DVDを搭載していないPCがあるのも事実だ。
そこで今回は、USBフラッシュメモリから起動する方法を紹介しよう。



記事を書き続ける活力になります!ぜひクリックをお願いいたします!
人気Blogランキング



先日、「産業総合研究所」よ公開となったり新バージョン
「Knoppix 5.3.1 日本語版」。

当ブログでも、数回紹介しているが、起動しなくなったPCの
原因調査や、ハードディスクが無くても起動できるので
緊急対応時等に非常に役に立つ。

筆者は、主に「Partimage」や「qtparted」を使用し、
システムのバックアップをとるのに重宝している。

しかし、本バージョンは、現時点のところ「DVD版」のみであり、
DVDドライブを搭載していないPCでは起動できない。

そこで、この約4.3GByteの「Knoppix 5.3.1」を、USBフラッシュメモリへ
インストールし、USBからブートする方法を紹介しよう。

また、今回紹介する方法は、USBメモリを完全にフォーマットしてしまうので
必要なデータは別途バックアップを取っておいてほしい。

まず、USBフラッシュメモリだが、BIOS上から起動できるものと、
できないものがあると言う事を知っておこう。

今回使用したUSBフラッシュメモリは「BUFFALO(バッファロー)」の
RUF-C8GS-BL/U2」。8GByteの高速タイプだ。
ちなみに「 RUF2-S4G-BS」でも、容量は今回のバージョンでは不足するが、
「Knoppix 5.1.1」等の旧バージョンでの起動を確認している。

では、「Knoppix 5.3.1」をDVDドライブにセットし起動しよう。
この時、USBメモリは、まだセットしなくても良い。
心配な方は、HDDのコネクタをはずしておいても良いだろう。

起動したら、USBメモリをセットする。
この時、マウントするかどうかのウィンドウが開く場合(マウントするかどうか)が
あるが、キャンセルする。マウントしていると作業ができないからだ。

●左下の「ペンギンアイコン」→「Root Shell」でコンソールをroot権限で開く

●次に、「fdisk」コマンドで、USBメモリのパーティションを切る。
  今回はUSBメモリ全体を1つのパーティションとする。

   # fdisk  /dev/sda

●「d」で全てのパーティションを削除する。

●新しく、パーティションを基本領域で作成する。
   「n」→「p」→「1」(領域番号)→「Enter」(最初シリンダ)→「Enter」(終点シリンダ)

●作成したパーティションを「FAT32」に設定する
  「t」→「c (W95 FAT32(LBA))」(16進数コード)

●パーティションに「ブート可能フラグ」を付ける(アクティブにする)
  「a」→「1」(領域番号)

●上記の設定をUSBメモリに書き込む(キャンセル時は「q」→「Enter」)
  「w」→「Enter

これで、USBメモリのパーティションの設定は完了した。
最後に「w」で書き込みを行わない限り、設定は反映されないので注意しておこう。

●次に、この作成したパーティションをFAT32でフォーマットする。
# mkfs.vfat -v /dev/sda1

●USBメモリの作成したパーティションをマウントする。
# mount /dev/sda1 /media/sda1

●「/media/sda1」上に「knoppix」ディレクトリを作成する。
   (大文字で打っても、「ls」コマンドで確認時は小文字になっているが気にしない)
# mkdir /media/sda1/KNOPPIX

●起動したのDVDドライブの「KNOPPIX」ディレクトリの内容を全てコピーする。
# cp -R /cdrom/KNOPPIX/* /media/sda1/KNOPPIX/

●起動に必要なファイルをUSBメモリのルートディレクトリにコピーする。
# cp -R /cdrom/boot/isolinux/* /media/sda1/

●ブートローダを書き込む
# syslinux /dev/sda1

●ブートローダを変更(ファイル名を変更する)
# mv /media/sda1/isolinux.cfg /media/sda1/syslinux.cfg

●以下の2つのファイル名も変更する。
# mv /media/sda1/linux /media/sda1/vmlinuz
# mv /media/sda1/minirt.gz /media/sda1/miniroot.gz

これで完了だ。
後は、「shutdown -r now」で再起動し、BIOSをUSBメモリからブートすうように
設定して起動してみよう。

先にも記した通り、筆者は幾度と無く「Knoppix」には異常発生時に助けられた。
バックアップも市販ソフトのように手軽とは言わないが、ネットワーク経由で
パーティションごとバックアップでき、数十台を一気にセットアップしなければ
ならない時は、ファイルサーバの1つのイメージファイルをネットワーク経由で
リストアする事によって、手間も省けるし何よりも環境を統一することが可能だ。

今回、非常に長くなってしまったが、USBフラッシュメモリも8GByteで6,000円
前後と非常に安くなっているので、一度試してみてはいかがだろうか?

参考サイト:
Linux を、USB メモリだけで起動して動かす方法 (Knoppix)
KNOPPIX のUSB化について

theme : パソコン関連お役立ち情報
genre : コンピュータ

comment form

管理者にだけメッセージを送る

comment

プロフィール

Author:winlinux
地方の工場で「システム担当」兼「エンジニア」として勤務。
主に現場で必要なシステムを提案、作成、運用している。
また、製造装置の保守やメンテナンス、改良、改善も行う。

24時間365日連続稼動の各種システムと、それを構成する
百数十台のPCでいかに「低コスト」で「作業者にやさしい」状態を
構築、運用するかを常に思案中。

カレンダー
07 | 2008/08 | 09
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
月別アーカイブ
ITエンジニアブログランキング
edita
edita.jp【エディタ】
[プレスブログ]価値あるブログに掲載料をお支払いします。
RSSリンク
カテゴリー
最近の記事
gooあしあと
最近のコメント
最近のトラックバック
参加しているブログランキング
FC2カウンター
テクノラティプロフィール